3バッグ挿入の詳細
シリコンバッグによる豊胸は、世界中で古くから行われている、歴史ある施術です。とはいっても昔のシリコンバッグ挿入からは、技術と品質が共に改良に次ぐ改良が行われて、当院で使用しているエンジェルバッグは「安全性」「手軽さ」「仕上がり」が昔と比べて段違いで良くなっています。
高い安全性
エンジェルバッグは、一番下と一番上に高性能の弾力を持つ膜、真ん中をALLERGAN(エンジェルバッグを開発した会社)が特許を持っている特殊なバリアコートの、3層で周囲を覆う事で、破損と中身の漏れを徹底的に防いで、高い耐久性を保っています。
この高い耐久性がアメリカとヨーロッパで認められた結果、エンジェルバッグはFDA、CEに認可されて、現在ではアメリカの医療機関で多く使用されている、安全性に優れたバッグです。
また、手術の際は出血を最小限に抑えることにより、お身体へのご負担を抑え、シリコンバッグの定着率を高める技術を日々磨いておりす。
大幅なサイズアップと自然な仕上がり
ヒアルロン酸や脂肪注入による豊胸は素材の性質上、0.5~2カップ程のサイズアップが最適です。対してバッグ挿入法は、皮膚が限界でない限り3カップサイズという大幅なバストアップも実現可能です。
当院で使用するエンジェルバッグは柔らかい本物の胸に似た触り心地の上、ラウンド型、アナトミカル型からバッグの形をお選びいただく事が出来ますので、大幅なサイズアップをしても、不自然になる事はありません。
ラウンド型
丸い形のラウンド型は、起きている時は丸いふっくらとした形状、寝た時は自然に横に広がってくれるので、どんな動作の時でも自然でいられます。元々の皮下脂肪が少ない方や、丸いパンッと張った乳房を望む方に適しています。
アナトミカル型
アナトミカル型は下部に膨らみがある、涙やしずくの形をしているバッグです。バストの下部にボリュームが出やすくなるので、元々大きい方やバッグに固めの生理食塩水を入れたい方に適しています。
優れたデザイン性
一度挿入したエンジェルバッグは体内で分解、吸収もされる事がないので、そのままの形でずっと保てます。そのため、胸のサイズと形を半永久的にキープ出来る上、ご希望のバストデザインが変わった際はバッグを取り出してサイズ変更や除去する事も出来る、デザイン性に優れた施術です
手間がかからない
体内に異物であるバッグが挿入されると、人間の身体にある異物を排除しようとする力が働きます。その働きによって挿入したバッグの周りに皮膜が形成されて、その被膜がバッグを圧縮するように厚みを持って固くなってしまう症状をカプセル拘縮といい、ひきつれや破損の原因となります。
こうしたカプセル拘縮を防ぐために従来の豊胸バッグ施術は、施術後に毎日バッグを動かして皮膜を防ぐ必要がありました。
しかし、エンジェルバッグは表面がザラザラとしたテクスチャードタイプで作られているので、施術後のカプセル拘縮を起こりにくいです。そのため、施術後のマッサージをする必要が無いので、毎日の手間をぐっと減らして有意義に時間を使う事が出来ます。
選べる2種類の注入方法
豊胸バッグを入れる位置は、2種類あります。当院では患者様のご要望を伺った上で、皮膚の状態や体形等を考慮して、適した施術法をご提案させていただきます。
大胸筋下法
大胸筋下法は大胸筋の下にバッグを挿入する方法で、バッグの輪郭が出ないので、触り心地や見た目が自然です。また、挿入した際にバストトップが上がる大胸筋下法は「上を向いた綺麗な形」に仕上がる上、脇の下からバッグを挿入するので「手術跡が目立ちにくい」のも特徴です。乳腺や皮下脂肪が少なく、大幅なバストアップを望む方に適しています。
乳腺下法
乳腺と大胸筋の間に挿入する方法で、触った時の感触が柔らかい、自然な仕上がりになります。胸の比較的浅い部位に挿入するので術後の回復が早いです。元々B~Cカップとある程度の脂肪が付いている方や、出産や授乳で下垂した胸を整えたい方に適しています。
ダウンタイム
バッグ豊胸は全身麻酔または静脈麻酔を用いての施術となりますので、施術中の痛みはありません。麻酔が切れると切開箇所に痛みを生じるますが、処方した痛み止めを服用していただければ、痛みはかなり和らぎます。
患部を濡らさない状態であれば、下半身のみのシャワーは翌日から可能です。その後、傷口の経過が順調であれば3日後からシャワー(患部はこすらないでください)、7日目に抜糸となります。