ムダ毛で悩むのは大人だけじゃない！ 子どもも受けられる医療脱毛に基礎知識 ｜美容外科・美容皮膚科ならラミュー・中央クリニック

ムダ毛で悩むのは大人だけじゃない！ 子どもも受けられる医療脱毛に基礎知識

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暑い夏の季節は、着るものも薄着や丈の短いものになり、肌の露出が増えるようになります。そうなれば、ムダ毛を放置しておくわけにはいきません。脇の下やアンダーヘア、手足……それぞれケアが必要です。体毛の濃さで悩んでいる方には受難の季節ともいえるでしょう。

また、このようなムダ毛の悩みは、大人だけが抱えているものではありません。子どもまた、自分のムダ毛や毛深さに悩んでいる場合があるのです。

となれば、ムダ毛の悩みに応える医療脱毛も、子どもも受けることができるかどうか、気になる点でしょう。お子さんをもつ親御さんは、ご自身だけでなくお子さんのこともふまえながら、理解する必要があるテーマです。

ムダ毛の悩みは子どもにもある

「体毛が濃くて悩んでいる」「毛深いことを人から指摘されてショックを受けた」「自己処理で肌荒れがひどくなってしまう」……ムダ毛に関する悩みは人それぞれですが、多かれ少なかれ何らかの悩みや負担を抱えてという方が多いことと思います。

それは大人だけではありません。子ども、なかでも小学生や中学生のような年齢の子どもでも、ムダ毛の悩みを抱えていることは少なくないのです。

「思春期になって生えてきたムダ毛をどう処理すればいいかわからない」といった悩みであれば、メディアの情報や友達同士で解決できることもあります。しかし、「毛が濃くなってしまったために、変なあだ名をつけられた」「毛深いことでいじめられる」といったことになってしまうと、事は深刻です。

感受性が強く、見た目や人の視線が気になる年代であればなおさら、その悩みが心に傷につながることもあるでしょう。

子どもでも医療脱毛は受けられる

医療用のレーザーを照射することで長期間にわたる脱毛効果を得ることができる「医療脱毛」は、ムダ毛の解決策の一つです。この医療脱毛は、子どもでも受けることができます。

実際、小学校の高学年くらいになると、子ども自身が脱毛を希望するケースも出てくるとか。ムダ毛で悩んでいる様子の子どもを見かねた親御さんが、子どもをクリニックに連れていって医療脱毛の相談をするケースも少なくないといいます。親御さんが体毛で苦労されていると、「毛が濃くなって苦労する前に脱毛させてあげたい」と考える方もおられるようです。

また、深刻なケースでは、アトピー性皮膚炎の子どもの場合、体毛が濃くても自分で剃るなどの処理ができないといった事情も。そうでなくても、ムダ毛の自己処理は肌にダメージを与えることが多いものです。肌をケアしながらムダ毛を脱毛できる医療脱毛は、検討に値する解決策といえます。

子どもならではの注意点も

しかし、医療脱毛を子どもが受けようと考える場合、大人とは違う子どもならではの注意点もあります。

一つは、脱毛の痛みです。医療脱毛に用いられるレーザーも日々改良が加えられ、痛みもどんどん小さいものになりつつあります。それでも、毛根に熱を加えることで脱毛する医療レーザーは、ある程度の痛みが生じるものです。

その痛みをどのぐらいと感じるかは大人と同様に個人差がありますが、子どもは痛みに敏感ですし、堪えられる限界も大人に比べて低いと考えたほうがいいでしょう。そのため、まずは一度テストをして、痛みに耐えられるかどうかを確認しておくと、親御さんも子ども自身も安心できます。

もう一つは、日焼けの問題です。医療レーザーは、毛根の黒い色素に反応するという仕組みになっています。そのため、肌が日焼けしてしまうと、その肌にレーザーが反応してしまう可能性があるのです。

そうなれば、やけどなどのトラブルが懸念されるため、レーザー脱毛ができなくなってしまいます。子どもは屋外での活動も多く、日焼けすることが多いですが、医療脱毛を受ける場合は日焼け止めをきちんと使い、子どもにも日焼けを防ぐことを徹底しなければなりません。

おわりに

日々成長を続ける子どもは、心も体もとてもデリケートです。その心や体に対して本当に医療脱毛が必要なのかどうか、子どもと親御さんが一緒になって見極める必要があります。

あわてて決断することなく、まずはクリニックなどでカウンセリングを受けて、医師の診察をふまえたうえで、医療脱毛の必要性や、必要となった場合の無理のない治療について検討するといいでしょう。

成長期の子どもの肌には、これから表に出てくる毛が埋まっていることもあります。そうなると、医療脱毛を施しても将来的にまたムダ毛が生えて来る可能性もあるのです。そのような点も医師の診察を受けながらよく話し合い、子どもに負担の少ない脱毛を考えていきましょう。