女性特有のデリケートな悩みはクリニックで解決できる？婦人科形成Q＆A

自分の性器が大きい気がする、色がちょっと変なのではないか……女性も性器に関する悩みは多いものです。しかし、人には相談しづらいデリケートな問題でもあるため、解決に至らないまま不安を抱えつづけているという方も多いのではないでしょうか。

そうしたときに解決の糸口を見つける糸口になるのが、クリニックなどの医療機関の存在、そして、女性器に関するさまざまな悩みを医療技術で解決する「婦人科形成」です。心強い味方となり得る治療にもかかわらずよく知られていない、この婦人科形成について、Q＆A形式で理解を深めていきましょう。

さまざまな悩みが解決につながる婦人科形成

世の女性の方たちが人知れず抱えている女性器に関する悩みは、実にさまざまなものがあります。

「大陰唇や小陰唇の大きさや形が気になる」「どうも黒ずんできた気がする」といった見た目の問題から、「膣の締まりが悪くなってきたみたい」「クリトリスに皮がかぶっている」といった性行為に関する悩み、「性交のときに痛みがある」「膣のにおいが気になる」といったもの、「処女膜を取り戻したい」という深刻な希望まで、人の数だけ悩みの数があるといっても過言ではありません。

そのように、女性器に関する多種多様な悩みを整形技術で解決に導くのが、婦人科形成です。顔の整形であれば、目をパッチリ二重にしたり、鼻筋をスッと整えたり、あごのラインを細くしたりといったことが可能になります。

それと同様に、女性器の形や大きさや色などに関する悩みを、整形技術を用いて治療で解決に導く、いわば「女性器の整形」が婦人科形成です。

婦人科形成はどんな治療があるの？

「女性器」と一言でいっても、大陰唇、小陰唇、クリトリス（陰核）、膣口など、実にさまざまな要素から構成されています。そのすべてにおいて、形や色に標準的とされるものはありません。

このことから、悩みをもつ部分も人それぞれです。その悩みに応えるべく、クリニックで実施している婦人科形成の主な治療としては、次のようなものあります。

小陰唇縮小術

大陰唇から小陰唇が大きくはみ出してしまったり、下着にこすれて痛い場合などに形を整えます。

膣縮小術

加齢や出産によって筋肉が衰えてゆるんでしまった膣の締まりを、粘膜を縫い縮めることで取り戻します。

クリトリス包茎治療

性感帯であるクリトリスが包皮に覆われている場合、余分な包皮を切って縫い合わせることで、感度の改善や清潔の保持を行いやすくします。

処女膜再生手術

事故や望まない性交渉などで受けてしまった処女膜の傷を、縫い合わせて再生する治療です。

処女膜切開手術

反対に、処女膜の形状の影響で性交渉が難しい場合に、処女膜を切開する治療もあります。

「入院が必要？」「お風呂は？」……婦人科形成Q＆A

出術治療の多い婦人科形成ですが、女性器の手術と聞くと、いろいろな疑問や不安も生まれてくるでしょう。ここでは、治療に関する代表的なQ＆Aをご紹介します。

入院は必要ですか？

基本的には必要がないことがほとんどで、治療内容によっては翌日、どんな治療でも3日程度経てば全身のシャワー浴ができるようになります。

痛みや出血はどうですか？

手術中については、極力痛みを軽減する施術をおこなうのはもちろん、必要に応じて麻酔などを使って痛みを最小限に抑えます。手術後の痛みは個人差がありますが、それほど強いものではないことが多いようです。

出血は生じる可能性があるので、3日間ほどはナプキンをあてると安心といえるでしょう。

手術後にできなくなることはありますか？

治療の程度にもよりますが、患部のシャワーは2～3日、飲酒や激しい運動は1週間程度、激しいスポーツや入浴、自転車やバイクの乗車は2週間ほど、性交渉は1カ月間程度、それぞれ避ける必要があると考えたほうがいいでしょう。

おわりに

“デリケートゾーン”と称される女性器の周辺は、取り扱いはもちろん、悩みも非常に繊細です。それだけに、オープンに話題にすることも難しく、一人で悩んでしまうことが少なくありません。婦人科形成は、そんな悩みの心強い味方となる可能性を秘めた治療です。

とはいえ、いきなり手術を考えるのも怖いという方もおられることでしょう。そう思ったら、クリニックなどの医療機関を訪れ、一度カウンセリングを受けてみるという選択肢があります。

クリニックではプライバシーも厳守されますし、治療の選択肢も含めてさまざまなアドバイスを受けることができるので、悩みを解決する糸口も見つけやすくなるかもしれません。

女性特有のデリケートな悩みはクリニックで解決できる？婦人科形成Q＆A ｜美容外科・美容皮膚科ならラミュー・中央クリニック