女性特有のデリケートな悩みに応える婦人科形成治療!気をつけたい術後ケアとは?
デリケートゾーンに関する悩みを人知れず抱えている女性は少なくありません。特に、女性器の悩みは人に相談しづらいこともあり、「自分の女性器は少し大きいのではないか」「色が変な気がする」など、気にはなるものの、どうしていいかわからないという場合もあるでしょう。
そのような悩みを治療で解決するのが「婦人科形成」です。クリニックなどの医療機関で、専門の医師による治療を受ける婦人科形成は、あまり知られていませんが心強い味方となります。
ただし、デリケートなゾーンだけに治療を受ける際には注意すべき点も。そこで今回は、婦人科形成や術後のケアについてご紹介します。
相談しづらい悩みを治療で解消する婦人科形成
女性器にまつわるさまざまな悩みを友人や知人に相談するのは難しいものですよね。
そんなときに頼りになるのが、クリニックなどの医療機関です。クリニックではプライバシーに入念な配慮がなされ、きちんとした医療技術をもった医師や看護師が診察にあたります。「なんとなく」の不安を、医療的な観点からきちんと判断してくれるでしょう。
そして、そこで明らかになった悩みを医療的な整形技術で解決につなげることができるのが、婦人科形成です。
顔の美容整形で、目を二重にしたり鼻筋を整えたりすることが可能なように、「大陰唇の大きさが気になる」「最近黒ずみが気になってきた」といったような見た目の悩み、「膣の締まりがよくない」「性交が痛い」のような性行為に関する悩み、「処女膜を取り戻したい」といった深刻な悩みを、「女性器の整形」で解決に導くのです。
もちろん、その治療は一人ひとりの悩みによって適したものが異なります。たとえば、『小陰唇が大きくはみ出していて、こすれるから痛い』というような場合には形を整える「小陰唇縮小術」という手術方法になることが多いでしょう。
ほかにも、加齢や出産でゆるんでしまった膣の締まりを縫い縮めることで取り戻す「膣縮小術」、性感帯であるクリトリスの余分な包皮を切除して感度の改善や清潔の保持につなげる「クリトリス包茎治療」、事故や望まない性交渉などによって受けてしまった処女膜の傷を縫い合わせて再生する「処女膜再生手術」などがあります。
いずれの場合でも、まず悩みを相談してみることが大切です。
治療後に気をつけたいアフターケア
上記のようにさまざまな悩みを解決に導くことができる婦人科形成ですが、多くのケースで手術治療が必要となります。とはいえ、手術だからと不安になる必要はなく、事前に医師と相談しておくことで疑問や不安は解消できるでしょう。
一方、女性器は入り組んだ構造であり、繊細な扱いが求められるところです。また、日常の排泄とも密接に関わる部分でもあるため、治療に際してはアフターケアを万全に望まなければなりません。
術後2~3日は痛みや出血をおさえるため、長い時間歩いたり立ったりすることは避けましょう。また、ナプキンを使っておくと安心です。基本的に、トイレは普通にできますが、処方された薬はきちんと服用し、医師の指示に応じて塗り薬なども忘れずに使用してください。あとは、和式トイレはできるかぎり避け、洗浄便座を使う場合には水圧を弱めにして短時間にしておくことをおすすめします。
入浴については、シャワー浴は翌日からOKとされる治療が多いようです。浴槽につかりたい場合は、2週間ほど経過して抜糸などを済ませてから可能になります。切除や縫合を伴う手術では、激しい運動は術後1カ月程度NG。同様に、性交渉も1カ月間程度避けなければならないと考えておいたほうがいいでしょう。
信頼できるクリニックならアフターケアまで安心
デリケートゾーンに関する悩み、とりわけ女性器に関するものは、悩みの解決が難しいばかりでなく、パートナーとの関係にも影響する可能性のある、非常にナーバスな問題です。その悩みを名実ともに解決するためには、医師の確かな腕が必要となります。しかし、それだけでは不十分であることも事実です。
遠足ではありませんが、お家に帰るまでが遠足ですというように、治療が完了してこその婦人科形成です。前述のようなアフターケアも、怠らないようにしてくださいね。
とはいえ、医師の適切な指導がなければ、アフターケアに困ることもあるかもしれません。万一術後にトラブルが起こってしまったときには、医師のフォローが不可欠です。
そうしたところまで丁寧にみてもらえるような、信頼できるクリニックを探しましょう。
おわりに
信頼できるクリニックを探すには、一度カウンセリングを受けてみることです。実際にクリニックにいくと、どのようにプライバシーに配慮されているか体験できますし、環境を目で確かめることもできます。また、医師と話をすることで信頼に値するかどうかを見極めることができるでしょう。
治療を迷っているという方も、まずは話を聞いてみるという感覚でカウンセリングを受けてみると、治療の選択肢も含めていろいろなアドバイスが得られるかもしれません。一人で悩んでいるときには見えなかった解決の糸口をつかまえるチャンスになるかもしれないのが、カウンセリングなのです。ぜひ悩みを一人で抱え込まず、チャレンジしてみてくださいね。
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