「人に言えない女性の悩み……私はこうして治療しました！」婦人科形成治療の体験談について

「デリケートゾーンの黒ずみが気になる」「どうも膣がゆるくなってしまった気がする」「何かニオイがする」……自分の女性器について、人知れず悩んでいるという方は意外にもたくさんおられます。

その悩みの味方になるのが、医療機関で受ける婦人科形成治療です。しかし、悩む人の多さに反比例するかのように、この婦人科形成についてご存知の方はあまりおられません。また、知っている方でも、クリニックへいくのがはずかしかったり、手術をともなうことが多いため怖いと感じ、受診を躊躇することも。

そんなときはまず、治療を受けた方々の体験談を参考になさってはいかがでしょうか。

「遊んでいると思われたくない」――小陰唇縮小術で黒ずみを解消

人によって顔のつくりが違うように、性器の大きさや形も人それぞれといいますが、私も小陰唇が少し大きいのではないかと悩んでいました。大きくて困るのが、圧迫されたりこすれて痛くなったりすること。さらには、こすれて黒ずむようになってしまいました。黒ずんでいると「性経験が豊富」「遊んでいる」という悪いイメージをもたれてしまうのではないかと、ずっと気になっていたのです。

そこで知ったのが、大きすぎる部分や黒ずんでいる部分を切除して縫合する治療です。女性器の手術と聞いて最初は少し戸惑いましたが、カウンセリングで丁寧な説明を受け、治療に踏み切りました。手術は麻酔を打ってもらったため痛みを感じることもなく、状況を確認させてもらいながら安心して治療を受けることができました。黒ずみも解消されたほか、痛くなることもなくなって、とても快適に生活できています。

「ゆるんでしまったのを元に戻したい」――膣縮小で引き締め

子どもを生むと膣がゆるくなるとは聞いていましたが、私も例に漏れず、出産後に膣が広がってしまいました。子育てに夢中になっているうちに年も重ねてしまい、加齢でさらに膣がゆるむと、夫との夫婦生活にも黄色信号が灯るように。何か解決できる方法はないかと探しあてたのが、膣縮小術でした。

医師のカウンセリングを受けると、膣のなかにヒアルロン酸を注入して壁を厚くするという方法で膣を狭くするという選択肢があることを教えていただきました。私の場合はもう少し効果を高めたかったので、膣の粘膜の一部を切除して縫い締める手術を選びました。膣の粘膜を手術して、トイレや入浴などは大丈夫なのだろうかと心配でしたが、生活への影響もほとんどなく、翌日からシャワーも浴びられるようになりました。傷跡の点も少し気がかりでしたが、時間が経つと全然目立たないようになりました。

「事故で破れてしまった処女膜を取り戻したい」――処女膜再生治療

大きな事故に遭遇してしまったことがあります。そのときに処女膜にダメージを受けてしまったようで、処女膜を失ってしまいました。事故で処女膜が破れてしまうことがあるというのは自分自身も知らなかったことで、不慮の事故とはいえ、まだお付き合いもしていないのに処女膜を失ってしまったことでショックでした。また、一般的にあまり知られていることではないため、今後誰かと性交渉をもつことになったときに、間違ったイメージをもたれてしまうのではないかととても不安でした。

しかし、処女膜を縫い合わせる処女膜再生という治療を知り、クリニックで診察を受けることに.費用は安いものではありませんでしたが、このままコンプレックスのようなものを抱えながら生きていくよりはと治療を受けることを決断。施術は数十分程度で済み、通院も必要ないということで、周りの人に何か気づかれることもなく治療を終えることができました。