眼瞼下垂は結構怖い?眼瞼下垂のリスクと改善方法

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眼瞼下垂には、生まれつきのものと毎日の生活習慣や加齢によって起きる後天的なものがあります。眼瞼下垂は視野が狭くなるだけでなく、肩こりや頭痛などを引き起こすリスクがあるため注意したい症状です。そこで今回は、眼瞼下垂によるリスクや改善方法についてわかりやすくまとめます。

眼瞼下垂が引き起こすリスク

前述しましたが、眼瞼下垂には生まれつきのものと後からなる後天的なものが含まれます。後天的に眼瞼下垂を引き起こす原因には、加齢による筋力低下や長期にわたるコンタクトレンズの装着、まぶたへの頻回な刺激などが挙げられます。たとえばアトピーや花粉症などのアレルギーによって目がかゆいため、よく目をこすっている人は眼瞼下垂を引き起こす可能性があります。

眼瞼下垂になるとまぶたが下がって目におおいかぶさるようになります。視野が狭くなったり、物を見る時にあごをあげるような症状が出ます。また、眼瞼下垂は肩こりや頭痛などの身体的な症状が現れるリスクも高いといわれており、気づいた段階で対策したほうが好ましいでしょう。

自力で眼瞼下垂を改善する方法

眼瞼下垂になった場合には、クリニックで手術によって改善する方法が最も効果が高く、症状も早くよくなる可能性があります。しかし、手術を考える前に自力で眼瞼下垂を改善する方法を試してみましょう。

眼瞼下垂は加齢による筋力低下で起きることもあるので、まずは目の筋肉トレーニングにチャレンジしたいところです。具体的な方法は、まず眉毛が動かないように指で固定し、目を閉じます。その後に目をできる限り大きく開いて5秒間そのまま維持し、目を閉じてリラックスします。これを1日に数回繰り返してみてください。

また、眼瞼下垂の予防法としてコンタクトレンズの装着時間を減らしたり、まぶたをなるべくこすらないようにするのも効果が期待できるでしょう。

クリニックで眼瞼下垂を改善する方法

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クリニックでは、眼瞼下垂にまぶたの表から手術をする挙筋短縮法と裏側から手術をするタッキング法があります。手術内容や特徴について紹介します。

挙筋短縮法(経皮法)

下垂しているまぶたをメスで切開し、目を正常に開くために重要な役割をしている瞼板(けんばん)と挙筋(きょきん)を同定して糸で結びます。この手術をおこなうと、まぶたの開く力を強くすることができます。

手術の所要時間は片目で約30分といわれており、手術後は1週間後にクリニックを受診し、抜糸をする必要があります。手術後の腫れや内出血は、約1~2週間続くと考えられておいてください。手術後は自然な状態でも目が開くようになります。傷跡に関しては、二重のラインの上にあるので目を開いた状態ではわからなくなります。目を閉じると傷が見えますが、約1か月程度で落ち着くといわれています。

タッキング法(経結膜脱脂法)

タッキング法は、挙筋短縮法と異なり、まぶたの裏側から手術をおこなうので傷がわからないという特徴があります。まぶたの皮膚を切らずに、裏側から糸で眼瞼挙筋と瞼板を縫い縮めます。腫れが出ないことがほとんどなので、翌日から仕事をすることも可能です。傷がつかない方法を希望している、下垂の程度が軽度である、メスによって切る手術に抵抗がある、などの方には向いている治療法です。

ただし失敗例として、目が予想外に開きすぎてしまったり釣り目になることがあります。医師は患者の年齢や希望をよく考慮し、適度に目が開くようにしないといけません。また、縫い方によってまぶたの外側ばかりが上がってしまうことがあります。つまり、医師の経験や技術がとても大切になってくる手術の1つといえるので、眼瞼下垂の手術を希望する場合には事前によく相談するようにしましょう。

おわりに

後天的な眼瞼下垂は、加齢による筋力低下やコンタクトレンズの着用による目の疲れ、目を頻繁にこする行為、などによって引き起こされることがわかりました。自力の改善方法としては、目の筋力トレーニングなどを試してみるといいでしょう。クリニックではまぶたの表面か裏側から手術する方法があり、それぞれの特徴をよく理解してから医師に相談するとよいかもしれません。

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