クマにはいろいろな種類がある？目の下のクマを治す方法 ｜美容外科・美容皮膚科ならラミュー・中央クリニック

クマにはいろいろな種類がある？目の下のクマを治す方法

ひとことでクマといっても青クマ、茶クマ、黒クマなどがあり、それぞれの原因は異なります。目の下のクマは、疲れた印象や老けた印象を与えてしまうので悩んでいる方も多いです。そこで今回は、それぞれのクマの原因や改善方法についてわかりやすくまとめます。

疲れや寝不足だけじゃない？目の下のクマの原因と種類

クマには、茶クマ、青クマ、黒クマがあり、それぞれの原因は違います。茶クマは紫外線によるシミ、落とし切れていない化粧品による色素沈着によるシミ、合わないスキンケアによるシミなどが原因になります。色素沈着によるクマなので、目じりを軽く横に引っ張ってもクマの色は薄くならないという特徴があります。

青クマは目を酷使していることによる眼精疲労、睡眠不足、喫煙、ストレスなどによる血行不良が原因で起きるといわれています。皮膚をすけて静脈が見えている状態なので、目じりを横に引っ張るとクマの色が薄くなるという特徴があります。

黒クマはたるみや皮膚のへこみなどが原因で、加齢によって起きることがあります。目の周囲の筋肉の衰え、皮膚の弾力低下、下まぶたのたるみは、黒クマを悪化させる要因です。皮膚を引っ張ると薄くなりますが、ファンデーションを塗っても消えないため悩む方も多いです。

自力でクマを治す方法

茶クマの場合には、シミやメラニンなどの色素沈着が原因になっているので自力で改善するためには美白成分の入った化粧品を使用してみるとよいでしょう。クリニックを受診すると、ハイドロキノンとよばれる美白効果のある薬を処方してもらえることもあります。

青クマの場合には、血行不良が原因になっていることが多いのでマッサージやホットパックなどによって血液の流れをよくすると改善できる可能性があります。目の周囲をマッサージする時には、アイクリームなどを使用し、薬指で優しく行うと皮膚に負担をかけずにすみます。ただし、強い力でごしごしとこすったりすると、色素沈着による茶クマの原因になるので注意しましょう。半身浴、適度な運動、禁煙も血行改善には効果的です。

黒クマは皮膚のたるみやへこみが原因で起きることが多いため自力で改善するのは難しいかもしれません。アイクリームを使用したマッサージなどが有効なこともありますが、改善しない場合にはクリニックで相談した方がよいでしょう。

クリニックで目の下のクマを改善する方法

目の下のクマが色素沈着による茶クマである場合には、クリニックでレーザー治療を行うことによって改善します。また、下まぶたのたるみによって黒クマになっている場合には、たるみの原因となっている脂肪を除去したり、皮膚を切開してリフトアップする手術が有効なことがあります。

クリニックで目の下のクマの治療をおこなう場合でも、まず原因を特定し、どの種類のクマであるか診断することが大切です。それぞれのクマに合った治療をおこなわないと最大限の効果を得られない可能性があるからです。

サーマクールアイCPT

サーマクールアイCPTでは、目もと専用の機械を使用してクマが気になる部分に高周波RF(ラジオ波)をあてます。高周波RF(ラジオ波)は皮膚の深い所に存在するコラーゲンにはたらきかけるので、皮膚がハリを取り戻すことによってクマが改善します。

ウルセラアイ

ウルセラアイは、超音波を使用したレーザー治療法です。皮膚を支えている表在性筋膜まで作用するため、ゆるんだ皮膚を引き締め、目の下のたるみやクマに効果があると考えられています。

タイタンXL

タイタンXLは、フラッシュランプを使用し強力に肌を引き締めます。皮膚の真皮層に存在する水分が加熱されることにより、コラーゲンが引き締まり、再生が始まります。目の下のたるみに効果があるため、たるみによってできたクマを改善すると考えられています。

ジェネシス

ジェネシスは、皮膚の角質層から真皮層にはたらきかけます。コラーゲンが増えるので、目の下のたるみに効果が期待できるとともにクマも改善します。肌のキメを整えるので、エイジングケア効果も期待できます。

W-PRP療法

W-PRP療法とは、自分の血液の中に含まれる血小板や白血球のはたらきを利用して下まぶたのたるみを改善します。そのためW-PRP療法は、たるみによるクマに対する治療法として有効です。血小板や白血球には、傷の修復をする細胞が含まれているので、結果的に皮膚のたるみを改善すると考えられています。

経結膜脱脂法（脂肪除去）

黒クマの原因である下まぶたのたるみを改善するために、経結膜脱脂法が行われることがあります。下まぶたの裏側からたるみの原因となっている余分な脂肪を除去します。まぶたの裏側から切開するので、顔の表面に傷が残ることがなく、腫れなども起きづらいといわれています。

W-PRP脂肪幹細胞注入

W-RPR脂肪幹細胞注入は、自身の脂肪から抽出した脂肪幹細胞と血小板を同時に注入する方法です。下まぶたのたるみを改善するので、黒クマに対する効果を期待できます。生着すれば長い効果を期待できるといわれています。

下眼瞼切開

下眼瞼切開は、まつ毛のすぐ下の部分を切開し、たるんでいる皮膚を取り除く手術法のことです。下まぶたのたるみを改善するので、黒クマに効果があるといわれています。クマを改善するだけでなく、たるんだ皮膚を取り除くことができるのでリフトアップ効果も期待できます。

おわりに

クマには大きく分けて3種類、茶クマ、青クマ、黒クマがあることがわかりました。クマの種類に合わせて、適切な治療法を選択することが大切です。自力で改善する方法を試す場合にも、まず自分のクマがどの種類であるか把握するようにしましょう。

疲れたり、老けたりしているように見えるクマを改善して、鏡の前の自分に自信をもてるようになるといいですね。