原因を突き止めて素早く対処!上まぶたのくぼみを改善する

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上まぶたがくぼんでしまい、疲れ顔や老け顔に見られて悩んでいるという方もいらっしゃることでしょう。上まぶたのくぼみは、加齢による筋力低下や乾燥、血行不良などによって起こるといわれています。

そこで今回は、上まぶたのくぼみの原因や改善する方法についてわかりやすくまとめます。

上まぶたにくぼみができる原因

上まぶたにくぼみができる原因は、大きく分けて3つあるといわれています。まず、加齢による筋肉の衰えです。目の周りには眼輪筋とよばれる筋肉がありますが、年齢と共に筋力が低下し、上まぶたの脂肪を支えきれなくなります。特にやせている女性においては、顔の脂肪が少ないため筋力が少し低下しただけでも上まぶたのくぼみが目立ってしまうことが多いです。

パソコンやスマートフォンを1日中見ていることで目を酷使している人や睡眠不足が続いている人は、目の周りの血行が悪くなっている可能性があります。目の周りの血行不良が続くと老廃物がたまるので、まぶたが垂れ下がり目の周りにくぼみができてしまうのです。

最後に目周辺の皮膚の乾燥も、上まぶたのくぼみの原因になります。まぶたの皮膚は薄いので、乾燥によるダメージを受けやすいといわれていますが、紫外線や潤い不足によって上まぶたがくぼんだり、シワができることがあります。

自力で上まぶたのくぼみを改善する方法

上まぶたのくぼみは、筋力低下や血行不良、目もとの乾燥で起きることがわかっています。つまり、自力で上まぶたのくぼみを改善するためには目の周囲の筋力を鍛え、血流をうながし、乾燥を防ぐことが大切です。

まず目の周囲の筋力を鍛えるために、上まぶたを意識した表情筋のエクササイズをしてみましょう。目を閉じたままゆっくり眉毛を上げていき、上まぶたが張っているのを感じたら数秒そのままの状態を保ちます。5回を1セットとして朝晩2回ほどおこなってみてください。

目が疲れているなと思ったら、血行不良を起こしている可能性があります。レンジで温めたタオルを目の上に乗せ、その後に冷やしたタオルを乗せてみましょう。

目もとの乾燥に対しては、目もと専用のアイクリームなどを使用しこまめに塗るようにしましょう。目の上のくぼみは一度定着してしまうとなかなかとれないので、早めに対策をとることが大切です。

クリニックで上まぶたのくぼみを改善する方法

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表情筋エクササイズや血行促進のためのホットタオル、アイクリームによる乾燥予防をおこなっても、上まぶたのくぼみがなかなか改善しない方もいます。そのような場合には、クリニックで上まぶたのくぼみを改善するのもよいでしょう。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、体の中にも存在する物質です。上まぶたのくぼみに対して、人工的に作成されたヒアルロン酸を注射して、くぼみを改善する方法があります。注入したヒアルロン酸は約4か月で体に吸収されてなくなるといわれています。

注射による痛みや腫れ、内出血が出ることもありますが、メイクで隠すことができます。メスを使わないので傷もできず、手軽にできる治療法です。くぼみを改善するためにヒアルロン酸を注入しすぎると、目の上が膨らみすぎてしまったり、まぶたが重く見えることがあるので事前に医師とよく相談しましょう。

W-PRP脂肪幹細胞注入

ヒアルロン酸の代わりに自分自身の脂肪を上まぶたのくぼみに注入する方法もあります。W-RPR脂肪幹細胞注入は、自身の脂肪から抽出した脂肪幹細胞と血小板を同時に注入します。定着した脂肪は長くもつといわれており、5年ほど効果の継続が期待できます。一方で、定着する脂肪の量は人によって違うため、効果が出にくい方もいます。注入した脂肪がしこりとなって硬くなってしまうこともあるので、希望される方は必ず医師と話し合うようにしてください。

W-PRP療法

W-PRP療法では、自分自身の血液の中に含まれる血小板や白血球を上まぶたのくぼみに注入します。血小板や白血球には傷を修復する細胞が含まれているので、そのはたらきを利用します。W-PRP療法は、シワやたるみ、くぼみなどに対する効果を期待でき、皮膚のハリを改善するといわれています。

おわりに

上まぶたのくぼみは、加齢による筋力低下や乾燥、血行不良などで起きるようです。自分自身で改善する方法には、筋力アップのためのエクササイズや血行改善のためのホットタオル、アイクリームが有効と考えられます。

しかしながら、自力いくら頑張っても改善が見込めないときもあるでしょう。クリニックでは、ヒアルロン酸や自分自身の脂肪を注入することによって上まぶたのくぼみを改善する方法があります。クリニックでの治療法は事前に医師とよく相談して、自分にあう方法を選びましょう。

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