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中央クリニックの
傷跡治療
傷跡治療について About the treatment
自分に意図的に痛みを与えてつらい感情やストレスを発露させる「リストカット」や我慢強さを誇示するために行う「根性焼き」などの傷跡を目にするたび、ため息をついている方はいませんか?
このような自傷行為による傷跡があると前向きなき気持ちになれず、周囲と人間関係を築くうえで不安が消えないと悩んでいる方は少なくありません。実際に就職で不利になったという方や、恋人や友達をつくることに対して消極的になってしまうという方もいらっしゃいます。
傷つけてしまった肌をまっさらの状態に戻すことは難しいものの、なんの傷であるか分からない状態にすることは可能です。小さい傷であれば、かなり目立たなくすることができるでしょう。
また、当院では女性にとって非常に悩ましい帝王切開の傷跡修正も承ります。ミミズ腫れのように目立つ傷や色素沈着のある傷も目立たなくすることが可能です。
傷跡に関するお悩みは周囲の方に相談しづらく、一人で抱え込んでいらっしゃる患者様が多い症状のひとつです。中央クリニックではこのようなお悩みを少しでも軽くするため、心を込めて治療をさせていただきます。
傷跡治療なら、中央クリニックにお気軽にご相談ください。
▼ 中央クリニックの傷跡治療はこんな方にオススメ ▼
- ケガや火傷の傷跡が気になる方
- 傷跡によって仕事に影響がある方
- 根性焼きやリストカットの跡をキレイに消したい方
- 帝王切開跡で傷跡が残ってしまった方
傷跡別治療方法 Different treatment method for trouble
根性焼き跡
根性焼きの痕は、色素沈着のある丸い傷跡がいくつかあるのが特徴です。
赤みのある色素沈着が残っているタイプや白いやけど跡のように残っているタイプもあります。
根性焼きの痕に適した治療
レーザー治療
茶色っぽい色や赤い色素沈着にはレーザーによる治療が効果的です。肌をきれいにする効果のあるレーザーなら、照射箇所の肌がきれいになるというメリットも。また、麻酔が必要ないレーザーもありますので、痛みに弱い方にも適しています。レーザーのタイプにはエルビウムYAGレーザー、フラクショナルレーザーがあります。
リストカットの跡
リストカットの傷は鋭いカミソリやナイフなどを使って直線状につけられているため、まっすぐの白っぽい傷跡になっているのが特徴です。
リストカットの跡に適した治療
レーザー治療
リストカットの治療は肌の生まれ変わりを促すレーザー治療が効果的です。レーザーは肌に浸透して傷跡の色素を破壊する作用があります。破壊された色素が肌の新陳代謝とともに体外に排出されれば、徐々に傷の目立たない状態へ近づけることができるのです。
また、レーザーには肌の新陳代謝そのものを促進する作用もあるので、傷跡を治す作用も高まります。よって切除法と比べてダウンタイムは短めです。
切除法
小さいリストカットの場合、傷跡を切除して引き寄せ、しわに沿って縫合する単純縫縮で目立たない状態にすることができます。
これに対し、複数のリストカットによる傷跡は切除法を行うと長い一本の傷が残ることになります。この場合も、肌を引き寄せて縫う単純縫縮が最適です。
しかし、単純縫縮を行うと傷の状態によってはひきつれやミミズ腫れになることがあります。その場合、縫合の一部をジグザグにすることで複数のリストカット跡があったとは分からない1本の細長い傷にすることが可能です。なお、リストカットの跡が広範囲にある場合、2回に分けて切除法を行う場合もあります。具体的な治療方法は無料カウンセリングでご説明いたします。
帝王切開の跡
帝王切開で出産したときの傷が、ミミズ腫れのようなケロイド状の盛り上がりのある跡になることがあります。ケロイドの大きさが傷の大きさを超えることもあり、見た目の悪さに悩んでいらっしゃる方が多い症状です。また、人によってはかゆみを伴うことも。傷跡がきれいに残るか、ケロイド状になるかは体質によって異なり、詳しい原因はわかっていません。
帝王切開の跡に適した治療
切除法
帝王切開の傷跡修正には切除法が最適です。ミミズ腫れになっている部分を切除し、ていねいに縫合することで、かなり目立たない傷にすることができます。
ただしケロイドの切除、縫合には十分な配慮と高い技術が必要です。中央クリニックでは、正常な皮膚は切らずにケロイド範囲だけを小さくしてからケナコルト注射をはじめとした保存療法を行います。
ケナコルト(ステロイド)注射
切除法を希望されない場合、ケナコルト注射による治療を単独で行うことも可能です。
トリアムシノロンアセトニドという副腎皮質ホルモン(ステロイド)を含むケナコルト注射はケロイド状になった帝王切開の跡の治療に用いられる方法です。切除法を希望されない方や、ケロイド体質で切除法による改善が見込めない場合などに選択されます。
ケナコルト(ステロイド)注射の特徴
ステロイドの抗炎症効果とコラーゲンの生成を抑える効果によって、ケロイドを改善させます。赤みや盛り上がり、しこりの緩和と効果が高い治療ですが、効きすぎると肌がへこんでしまう場合も。適切な注入量と治療回数を慎重に見極める必要がある治療です。
また、ケナコルト注射の効果には個人差があります。1~2回で大幅にケロイドの状態が改善を認める方もいれば、治療を重ねても効果が現れない方もいらっしゃいます。この場合、肌のへこみや菲薄化(肌が薄くなること)といった副作用が懸念されるため、治療を中止する必要があります。